このコラムをお読みの方も、築年数が経っているけれど塗装した方がいいのか、と思っている方も多いのではないでしょうか。またそもそもALC外壁に塗装って必要なのか?と悩まれる方もいるかもしれません。
今回はALC外壁はなぜ塗装が必要なのか、塗装時期、費用はいくらなのかを解説していきます。
目次
ALC外壁塗装が必要な理由は
ALC外壁は50年を超えて使用することも可能と言われる建材です。ただし、それくらい長持ちさせるためには定期的な塗装が必須です。また、大前提として知っておいていただきたいのは、ALCという外壁材自体に防水性はなく、塗装をすることで防水性を備えているということです。
ALC外壁を長持ちさせるのに、“なぜ定期的な塗装が必須なのか”というと、ALC外壁材に施した塗装が永遠に持つわけではないためです。塗装は時間の経過とともに劣化が進行し次第に防水性も失われていくため、定期的に再塗装することでALC外壁の防水性を維持する必要があるのです。
劣化症状
主な劣化症状はいくつかあります。皆さんも是非1度ご自身のお住まいをチェックしてみましょう。
チョーキング現象 | 外壁を触ると白いチョークのような粉が付く現象です。これは塗膜が薄くなっており防水性が低下しているサインです。 | |
汚染・変色 | 経年劣化で色褪せが発生します。また表面の塗膜が凹凸があるため、汚れがたまりやすい。 | |
ひび割れ | 放置しておくと雨水の侵入します。また雨漏れの原因に繋がることもあります。 | |
シーリングのひび割れ | 経年劣化でシーリング材がひび割れまたは破断します。雨水が外壁の内側に侵入する為、お早目のメンテンナスをおすすめします。 | |
カビ・藻・コケ | 1度発生すると除去しない限り増殖します。また美観も損ねます。 |
上記の項目で1つでも当てはまる場合は、外壁塗装の時期に来ています。1度検討されてみてはいかがでしょうか。
気になる外壁のひび割れ、放置しても大丈夫?でひび割れが起こる原因と補修方法をご紹介しています。合わせてお読みいただくとより理解しやすいです。
劣化症状のチェック項目を確認しましょう。そして、ご自身のお住いに当てはまるかチェックしましょう。外壁のひび割れとシーリングのひび割れは特に要注意です。
塗り替え周期
一般的に10~15年で外壁塗装をされる方が多いです。もちろんお客様の価値観や建物の周辺環境によって様々です。2回目、3回目の外壁塗装では前回使用した塗料や現状の劣化状況に合わせたタイミングに塗装されます。
例えば、表面に凹凸が多く汚れやコケ・藻が付きやすい特徴があります。またひび割れの発生も多いのが特徴になります。さらには、ALCはほかの外壁材に比べシーリングが倍以上施工されています。なぜなら防水性が悪いため雨水の侵入を防ぐためです。上記のチェック項目に当てはまった場合は、塗装の時期になります。
メンテナンス時期は10~15年が一番多いです。ただ建物の周辺環境によって変わります。上記のチェック項目を確認しましょう。
ALC外壁塗装の費用
やっぱり気になるのが費用だと思います。塗替えする際には足場代+施工代(職人さんの手間代)+下地処理+使用する塗料代+雑費という形で構成されます。あくまでも外壁のみ塗装した場合の目安ですが、塗替えの費用として全体で約100~130万円が一番多い金額帯になります。足場代、施工代はおおよそ同じですが、どの塗料を使用するかによってかかる費用は大きく変わってきます。
外壁のおすすめ塗料はこちらでご紹介しています。ぜひ塗料選びのご参考にしてください。
完全解説!おすすめの外壁上塗り塗料をご紹介 |阪南市田中塗装
ALC外壁塗装の工事の注意点
塗装にはいくつかの注意点があります。
ひび割れ補修は適切に
塗料の塗膜に発生する「ヘアークラック」と、外壁本体に発生する「構造クラック」の二種類が主なひび割れです。
0.3㎜以下のひび割れ
ヘアークラック
0.3㎜以上のひび割れ
構造クラック
補修方法
フィラー刷り込み
補修方法
V(U)カット工法
防カビ防藻性や低汚染性の塗料をしようすること
先ほども述べたように、ALC外壁の表面は凹凸があり汚れが付着しやすいです。その為、低汚染性や防カビ防藻性のある塗料で塗装することで長期の美観を保つことができます。
シーリングの工事は必須
ALC外壁には、繋ぎ目の部分にゴム状のシーリングを注入しています。また窓周り、それ以外にも雨水が侵入しない様にシーリングが施工されています。また、サイディングに比べ1.5~2倍のシーリング量があります。そこのヒビ割れなどを劣化したまま放置すると、雨水が入り込み内部が腐食したり、雨漏りの原因になる可能性があります。
既存の外壁にはシーリングが新築時施工されています。その古いシーリングを全て切り取ります。そして接着剤のプライマーを塗布します。最後に新しいシーリングを施工して押さえて完了です。
建物の状況や打ち代に合えば増し打ち施工でも問題ありません。塗装工事が2回目、3回目の場合、増し打ちはオススメしておりません。増し打ちは初めての塗り替えの場合に施工できる可能性があります。
プライマーを塗布しないと早期の切れや破断の原因になります。また、可塑剤が入っているシーリングで施工すると早期の黒い汚れが付きますので注意しましょう。
見積もりには使用するシーリング材が記載されていますので確認して可塑剤が入っているか確認しましょう。
まとめ
メンテナンス時期は築10~15年の建物が多いです。ALC外壁は防水性が低く、定期的な外壁塗装が必要な外壁材です。さらに表面に凹凸が多く汚れやコケ・藻が付きやすい特徴があります。またひび割れの発生も多いのが特徴になります。その為に、上記の劣化症状の項目をお住いの建物に当てはまるかチェックしましょう。
外壁塗装のみの相場は80~140万くらいになるでしょう。また屋根や付帯部を合わせると120~160万くらいになるかと思います。
完全解説!おすすめの外壁上塗り塗料をご紹介でおすすめの材料をご紹介していますので是非一緒にご覧ください。
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