今すぐ知りたい！パルコン住宅の防水工事費用と注意点

この記事は、パルコン住宅の防水工事に関心がある方々に向けて、工事の概要や費用、施工方法、メンテナンスの重要性などを詳しく解説します。
特に、パルコン住宅特有の防水工事のポイントや注意点を押さえ、安心・安全な住まいを実現するための情報を提供します。
これからパルコンの建物をメンテナンスを考えている方にとって、役立つ内容となっています。

パルコン住宅の防水工事概要

パルコン住宅は、プレキャストコンクリートを使用した住宅で、耐水性や耐久性に優れています。
これにより、一般的な住宅よりも防水性能が高いとされています。
しかし、外部環境や経年劣化により、防水機能が低下することもあります。
防水工事は、これらのリスクを軽減し、住宅の寿命を延ばすために不可欠です。
特に、屋根や外壁の防水は、雨漏りや湿気の侵入を防ぐために重要な役割を果たします。

パルコン住宅とは？その特徴と魅力

パルコン住宅は、プレキャストコンクリートを用いた建築方法で、耐震性や耐火性に優れています。
これにより、自然災害に強い住宅として人気があります。
また、施工が迅速で、工期が短縮されるため、コストパフォーマンスも良好です。
さらに、デザインの自由度が高く、個性的な外観を持つことができる点も魅力の一つです。
これらの特徴から、パルコン住宅は多くの人々に選ばれています。

防水工事の重要性と必要性

防水工事は、住宅の耐久性を保つために非常に重要です。
特に、雨水や湿気が侵入すると、構造体にダメージを与え、カビや腐食の原因となります。
これにより、修繕費用が高額になることもあります。
定期的な防水工事を行うことで、これらのリスクを軽減し、長期的な視点で見た場合のコスト削減にもつながります。
特にパルコン住宅では、外部環境にさらされる部分の防水が重要です。パルコンの建物の多くは屋上防水（バルコニーの大きさが一般の住宅に比べて大きい）です。そのため、防水工事と言うのは非常に重要な役割を持っています。

パルコン住宅における防水の役割

パルコン住宅における防水の役割は、主に雨水の侵入を防ぐことです。
特に屋根や外壁は、直接雨水にさらされるため、適切な防水処理が必要です。
防水が施されていないと、雨漏りや湿気の侵入が発生し、住宅の内部に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、適切な防水工事を行うことで、住宅の価値を保つことにもつながります。
これにより、将来的なリフォームや売却時にも有利に働くでしょう。

パルコン住宅の防水工事費用

パルコン住宅の防水工事費用は、施工内容や面積、使用する材料によって異なります。
一般的には、防水で約20〜100万円です。これは建物の大きさや現状使用されている防水の工法によってさらに費用が上がることもあります。
　パルコン住宅は150～250万円くらいになります。一般的に比べ費用が高くなります。その理由は下記でご説明しますが、耐熱ブロックの影響です。
これらの費用は、施工業者や地域によっても変動するため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
また、施工方法によっても費用が異なるため、事前にしっかりと調査しておくことが大切です。

パルコン住宅特有の耐熱ブロック

　パルコン住宅には耐熱ブロックと呼ばれるものが、防水層の上に敷かれています。

　他の建物に比べて防水費用が高くなる理由がこの耐熱ブロックが原因です。防水工事を行う際には耐熱ブロックを取り除かなければなりません。また、手摺りが取り付けられている建物も多く、手摺りの脱着もしくは交換が必要になってきます。
　耐熱ブロックも全て交換になると金額が高騰します。きれいに取り除くことができれば再利用することも可能です。

費用に影響する要素とは？

防水工事の費用に影響を与える要素はいくつかあります。
主な要素は以下の通りです。
・施工面積：面積が大きいほど費用が高くなります。
・使用する材料：高品質な材料を使用する場合、費用が増加します。
・施工方法：複雑な施工方法を選択する場合、工賃が高くなることがあります。
・地域：地域によって施工業者の料金設定が異なるため、比較が必要です。

パルコン特有の屋根防水方法とその価格

パルコン住宅の屋根防水には、ウレタン防水やシート防水が一般的に使用されます。
ウレタン防水は、柔軟性が高く、複雑な形状にも対応できるため、特に人気があります。
パルコン住宅のバルコニーは広いため、四つ葉ペイントではウレタン密着はあまりおススメしません。ただし、耐熱ブロックがあるところはウレタン密着工法をおすすめします。

パルコン住宅の防水費用（実例）

　パルコン住宅の屋上防水（耐熱ブロックなし）
屋上バルコニー面積は90㎡、2階建て、既存ウレタン密着工法

名称	数量	単位	単価	金額
部分足場組立	１	式	78,000	78,000
ケレン 下地調整	90	㎡	400	36,000
通気緩衝工法	90	㎡	6,800	612,000
通気緩衝工法 （立ち上がり）	51	ｍ	1,800	91,800
脱気筒取り付け	２	箇所	12,000	24,000
改修ドレン	６	箇所	15,000	90,000
諸経費 （荷揚げ、産廃処分）	１	式	60,000	60,000
			計	991,800
			消費税	99,180
			改計	1,090,980

パルコン住宅の屋上防水（耐熱ブロックあり）
屋上バルコニー面積は35㎡、2階建て、既存ウレタン密着工法

名称	数量	単位	単価	金額
部分足場組立	１	式	50,000	50,000
ケレン 下地調整	35	㎡	400	36,000
耐熱ブロック 撤去・復旧 土台モルタル	120	枚	980	117,600
ウレタン密着	35	㎡	5,500	192,000
ウレタン密着 （立ち上がり）	17	ｍ	2,500	42,500
改修ドレン	4	箇所	15,000	60,000
諸経費 （荷揚げ、産廃処分）	１	式	60,000	60,000
耐熱ブロック 破損部交換		枚		精算工事
			計	558,100
			消費税	55,810
			改計	613,910

防水工事の施工方法

防水工事の施工方法には、いくつかの種類があります。
一般的には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水などが用いられます。
これらの方法は、それぞれ特性が異なり、施工面積や形状に応じて選択されます。
施工方法によって、耐久性やコストが変わるため、事前にしっかりと調査し、適切な方法を選ぶことが重要です。
また、施工業者の技術力も、工事の品質に大きく影響します。

パルコン住宅の防水工事手順

まず、耐熱ブロックがあるところは脱着を行います。そして、高圧洗浄を行い長年の汚れを落としていきます。そこからは防水工事の種類によって異なります。

ウレタン密着工法の施工方法は下記のページで解説しています。

防水塗装工事

軽視されている防水塗装工事の必要性を解説。定期的なメンテナンスが必要な防水塗装工事は阪南市田中塗装へお任せください。

gaihekitosou-tanakatosou.com

2023.02.15

施工プロセスの詳細と注意点

防水工事の施工プロセスは、以下のようなステップで進められます。
1. 事前調査：現状の確認と必要な工事内容の決定。
2. 下地処理：施工面の清掃や補修を行う。
3. 防水材の施工：選定した防水材を適切に施工。
4. 仕上げ：防水層の確認と仕上げ作業。
注意点としては、施工中の天候や温度に注意し、適切な条件で施工を行うことが重要です。

定期的なメンテナンスとその重要性

防水工事が完了した後も、定期的なメンテナンスが必要です。
防水層は、時間と共に劣化するため、定期的に点検を行い、必要に応じて補修を行うことが重要です。
特に、雨水の侵入が確認された場合は、早急に対応する必要があります。
定期的なメンテナンスを行うことで、住宅の寿命を延ばし、長期的なコスト削減にもつながります。

屋根外壁塗装について
分からないことや気になることがあれば
お気軽に四つ葉ペイントへご相談ください

　四つ葉ペイントは責任をもって現場調査に伺わせていただきます。また、入念な現場調査で、皆様のお家の状態をチェック致します。

　外壁塗装を中心とした、屋根塗装・屋根カバー工法工事・防水工事・雨漏りまで対応できます。

八尾市、阪南市、泉佐野市、泉南市、泉州エリア（和歌山県、田尻町、岬町、熊取町、岸和田市、貝塚市）にお住いの方で屋根外壁塗装工事をお考えの方は是非一度ご相談ください。

・阪南市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・泉南市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・泉佐野市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・熊取町外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・岬町外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・岸和田市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・貝塚市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント
・八尾市外壁塗装工事と言えば四つ葉ペイント

　八尾市・阪南市・泉南市で外壁塗装をお考えの方は下記のお問い合わせフォームから見積り依頼をお願いします。調査、見積もりは無料で対応しています。また、しつこい営業は一切行いませんのでご安心してお問い合わせください。

阪南事務所

八尾事務所