屋根工事は、築年数や劣化状況等を考え、カバー工法や葺き替え工事が必要になってきます。つまり塗装工事はどうすることもできない状況の際にカバー工法・葺き替え工事が選択肢として出てきます。
大前提として屋根塗装では雨漏りを防ぐことは出来ません。
そこで屋根のカバー工法や葺き替え工事で一番重要な工程の一つであるルーフィングシート(防水シート)について解説していきます。
ルーフィングシートの役割
ルーフィングとは屋根材の下に敷く防水シートのことです。ルーフィングシートは屋根の下地の上に張り、最終的に雨漏りを防ぐ重要な役割を担っています。主に屋根材の一次防水とルーフィングの二次防水、2つの防水層で構成されています。ルーフィングシートの多くは、アスファルトを原料とするアスファルトルーフィングです。

基本的には改良アスファルトルーフィングを使用することをおすすめします。それは耐久性や性能を含めたうえで改良アスファルトルーフィングを使用しましょう。
ルーフィングシートのグレード
ルーフィングシートには塗料と同じでグレードがあります。
| グレード | 分類 | 商品名 | 耐用年数 |
| 低グレード | アスファルトルーフィング | Pカラー | 約10年 |
| 中グレード | 改良アスファルトルーフィング | PカラーEX+ | 約20~30年 |
| 高グレード | 合成繊維不織布 改質アスファルトルーフィング | ニューライナー ルーフィング | 約30年以上 |
低コスト住宅や安さを売りにしている業者などはこの低グレードのルーフィングシートを使用していることが多いです。その中でも安価なのが「アスファルトルーフィング940」です。
金額だけで建物を選ぶということはリスクがあります。このアスファルトルーフィング940は安価であり屋根が施工されると見えなくなる部分、そしてお客様の屋根の防水性の関心が低いことが大きな理由で施工しているのが実態です。

屋根のルーフィングは改良アスファルトルーフィング以上の商品を使用しましょう。お見積りの項目に必ず商品名が記載されているか確認しましょう。
安価なアスファルトルーフィング940が使用される理由
まずは大きな理由として「安い」から。低コスト住宅や安さを売りにしている業者にとっては愛用品。そして、国が定めている基準でルーフィングシートの最低耐用年数が10年であるということ。 品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が2000年4月1日から施行されました。これは建物の重要な部分の品質を10年保証するというものです。
つまり新築から10年間、問題なければ施工業者は責任を逃れることができます。

新築だけではなく塗装工事やリフォーム工事で「安い」には理由があるのです。多くの方は業者選びで合計金額、値段が大きなポイントを占めています。
見積りを取得されるのであればもう少し見積もりの項目に目を向けましょう。
ルーフィングの種類
ルーフィングシートの種類は3種類ありますが、滅多にないものは省いて2つ紹介します。それは「アスファルト系」か「高分子系」です。特に日本では「アスファルト系ルーフィングシート」が標準の使用で多くを占めています。
アスファルト系のルーフィング
アスファルト系のルーフィングシートは、文字通りアスファルトを含ませた防水シートのことです。上記にも説明した通り日本では90%以上がこのアスファルト系のルーフィングシートです。
アスファルトを使用しているのでアスファルトの価格変動があった場合は金額が変わります。2026年5月現在は中東情勢の影響で大幅に値上がりしている状況です。
PカラーEX+
ニューライナールーフィング
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
タディス セルフ カバー
厚みが薄いため軽く、改修現場での施工性・下地追従性に優れたルーフィング材です。合成繊維不織布を使用しているため、既存スレート屋根などで破れる心配がありません。改質アスファルトを使用しており、強度・寸法安定性・釘穴シール性に優れています。
カスタムライト
カスタムライトは、アスファルト含浸紙に品質の高い改質アスファルトを被覆し、表面に合成繊維不織布と特殊合成樹脂を使用し、裏面には粘着層を付けた製品です。
表層に合成繊維不織布と特殊合成樹脂を使用することで、高温時のベタつきを低減させた製品です。また、裏面の粘着層により、製品相互の水密性が向上します。
太陽印 改良アスファルトルーフィング

裏面に合成繊維不織布を貼り合わせているので、抜群の耐久性、強度があります。(引き裂き・引張り強度も優れています。)
表面を鉱物粉粒で固着し、さらに特殊塗料を塗布しているので滑りにくく、安全に作業が行えます。合成樹脂を使用することで、高温時のベタつきを低減させた製品です。また、裏面の粘着層により、製品相互の水密性が向上します。
高分子系ルーフィング
高分子系ルーフィングは、化学繊維で製造されたルーフィングです。アスファルト系と比較して軽量です。そして耐久性や耐熱性、防水性に優れているのが特徴です。
ノアガードⅡ
アスファルト系の1/3の重量、優れた切断・加工性で、スピーディな施工が可能。また、夏場の施工時でもベタつかず、屋根が汚れずに済むため明るい色の屋根材でも気にせず施工できます。釘、タッカーが打たれると表面・裏面の防水層に釘がまとわりつきます。
さらに、万が一芯材に雨水が到達しても、芯材に含まれた特殊膨潤樹脂が水分によって膨張し、浸水を抑えます。
屋根外壁塗装について
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八尾市、阪南市、泉佐野市、泉南市、泉州エリア(和歌山県、田尻町、岬町、熊取町、岸和田市、貝塚市)にお住いの方で屋根外壁塗装工事をお考えの方は是非一度ご相談ください。
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