サイディング材の反りの原因と対策

この記事では、サイディング材の反りの原因と対策について解説していきます。

　現在、日本の建物の7割はサイディング外壁を使用しています。メンテナンスを怠ったりすれば、このようなサイディング材の反りが発生してきます。
　なぜこのような反りが発生するのかを説明していきます。

サイディング材が反る原因

【サイディング材の防水性の低下】が大きな原因です。もちろんそれ以外のも要因はあります。例えば、サイディングの厚み、コーキングの破断、ひび割れ、破損なども要因してきます。

　そもそもサイディング材はセメントで出来ています。つまり「水に弱い」ということです。
サイディング材は工場から出荷される前に防水塗装が施されています。それが、経年劣化によって防水性が低下しサイディング材に水分が含まれていきます。
　太陽の陽で先に表面が乾燥し、収縮します。それを繰り返すことで表面に向かって反りが発生します。

サイディング材の反りが原因の雨漏り事例

　実際、サイディング材の経年劣化で表面の防水性が低下し、さらにコーキングの破断もありサイディングボードの反りが発生し建物内部へ雨漏りが発生していました。

　メンテナンス方法としては、反っているサイディング材をビスで押さえコーキングを新しく打ち替え、塗装工事を行いました。
メンテナンス方法は下記の施工実績でご覧ください。

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2024.06.26

サイディング材の反り補修方法

反りが軽度の場合

　サイディング材の反りが軽度の場合は、ビスで押さえる方法があります。軽度とは手で押さえると戻るほど程度の反りであれば軽度です。軽度の反りであれば費用もそれほど掛からずに補修することができます。

反りが重度の場合

反りが重度の場合は、部分張替えもしくは全部張替え工事必要になります。一部分だけが反っている場合は部分張替えで十分かと思います。しかし部分張替えでも、廃番になっているサイディング材は張り替えてもデザインが違うため違和感がでます。そのために再塗装が必要です。

反りが発生する前の外壁塗装

　特に重要なのが、反りが発生した場合の再塗装でサイディング材の強度が上がるわけではありませんし、反りが完全に治るわけでもありません。

　つまり、反りが発生する前に塗装を行うことが重要なのです。まずは地域の信頼できる業者に建物の状況を見てもらいましょう。また、お問合せの際は、建物調査のみ希望と伝えましょう。そうでなければ見積り提案や契約を急かされる場合もあります。

　四つ葉ペイントでは、建物調査のみをご希望の方にもご対応しております。本当に今もしくは1年以内に外壁塗装が必要なのかを判断します。これまで建物調査のみをご希望の方から多くお問い合わせをいただいております。多くは築10年～13年くらいの方からです。そのうちの9割の方は塗装が必要なく5年後くらいを目処に塗装を考えもらえるほどの劣化症状です。

屋根外壁塗装について
分からないことや気になることがあれば
お気軽に四つ葉ペイントへご相談ください

　四つ葉ペイントは責任をもって現場調査に伺わせていただきます。また、入念な現場調査で、皆様のお家の状態をチェック致します。

　外壁塗装を中心とした、屋根塗装・屋根カバー工法工事・防水工事・雨漏りまで対応できます。

八尾市、阪南市、泉佐野市、泉南市、泉州エリア（和歌山県、田尻町、岬町、熊取町、岸和田市、貝塚市）にお住いの方で屋根外壁塗装工事をお考えの方は是非一度ご相談ください。

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